Welcome to my blog

愛犬観察ノート・犬の医・食・住

Article page

ブリーディングをするということとそれに必要な食餌

 2月10日にランディーさんから頂いたコメントへのお答えも兼ねて、今日の話題はこちらです。


 我が家には60頭ほどの犬達が暮らし、私達は、少ないながらもブリーディングをしている立場の人間です。 ホームページ

 要するに犬に関してはプロでなければならないし、よりスタンダードに近い理想的な犬を世に送り出すことが仕事です。


 そういう立場の人間が飼育する犬達は、ペットで飼われている犬達にも増して、
次の世代を継承していく上で、健康で活力に溢れていなければならないはずです

ですから、食餌をはじめ、衛生管理・環境整備など
気を遣うことが数限りなくあります。



 しかし、ブリーディングをして多くの頭数を抱えていると食費もかさんできますから、
メーカーが提供する非常に廉価のドッグフードに飛びついてしまうのが一般的なブリーディングの現場での傾向のように思います。

 廉価なフードに良質な原材料が使われているとはどうしても考えられませんし、
酸化防止剤の添加は常識でしょう。

そういうフードを使って何世代かに渡ってブリーディングをしていったらどんな結果が出るのでしょうか


 犬の食餌について考えをめぐらせている時に、マウスに関する栄養学情報として、
興味深い話題に行き当たりました。


 それによると、マウスの餌にはタンパク質が70%のCL-1と言う人工のフードが使われていて、
これを食べて育ったマウスは通常のマウスの7割増の体重に成長したそうです。

ところが10世代目から全く子供を生まなくなってしまいます。


 そこで今度はタンパク質が85%もある、CL-2という次なる人工フードを開発しました。

そうすると、マウスは平均8匹の子供を生むようになったそうです。

 が、さらにこのマウスに、小麦や魚粉・大豆かすなどを入れた自然配合の餌を与えてみたところ、
体格は一回り小さくなるのに、子供を平均12匹生むようになったというのです。

自然配合の餌に含まれるタンパク質の割合はわずか7.8%だったと言うのに・・・。


 これは、加工された飼料のみで育成されたマウスには限界があるということ
そして自然の食物には加工品が超えることのできない、
プラスアルファの大きな力があるということを物語っています。


 ドッグフードがいくらタンパク質何%、脂質何%と謳っていても、自然の食材にはかなわないのです。

 だから私達は、良質と思うヤラーのフードにもプラスわんをすることをお勧めしているのです。

 コメントを頂いたランディーさんから、ドッグフードを与えていて犬がおかしくなったと言う話は聞かないし、
寿命も延びたのではとご指摘がありました。

   こちらの記事もご参照下さい。→

 犬達の寿命は確かに延びました。

それはフィラリア予防が浸透し、健康管理への意識が高まってきたからではないでしょうか。


 事実、私達の周りには「不調」の犬達が多く存在し、
相談をお受けすることもしばしばです。


 もちろんドッグフードで急死することはないかもしれません。

でも、皮膚トラブルや外耳炎などの不快な症状を抱えた犬は数知れず、
プロのブリーダーの方のところでは、交配しても妊娠しない
仔犬が生まれないなどの事態も実際に起こっています。


 そして皆さんが、何となく「もしかしたら食べ物が悪いのかも・・・」と感じ始めているのです。


犬達の健康的な生活を考えるル・シアンのページ
犬達の健康的な食餌を考えるヤラーの説明のページ
関連記事
スポンサーサイト

Category - ドッグフードの怖い話

0 Comments

Post a comment