Welcome to my blog

愛犬観察ノート・犬の医・食・住

Article page

②手作り食と出産

・・・本当に、味噌汁ぶっかけご飯の時代のわんこは、皆元気だったのでしょうか・・・?




確かに、4Dミートに廃油をスプレーしたベトベトのギトギトのドッグフードから見れば、
絶対に手作り食のほうが良いと思います。

プチS.O.S.を出している子に、手作り食を与えれば改善することも多いはずです。

しかし、ブリーダーとしての私達にとっては、
「ただ単に、元気に生きていれば良い。」だけでは、完全な食餌とは言えません。


女の子は、定期的に生理が来て、産むべき仔犬を身ごもり、
帝王切開をしないで自力で出産する。

そして、生まれてくるべき仔犬は、
男の子と女の子の比率が、5:5から6:4であるべきです。

この当たり前の自然の原理が、長い間ドッグフードを食べていた子に、
手作り食を与えると、そうではなくなることがあります。


手作り食の本のレシピを参考に
完全手作り食に移行して2~3ヶ月位のうちに交配した子は、
栄養失調のためか、母犬が胎児を吸収してしまうという事態が起き、
出産には至らなかったことが非常に多かったのです。

生命体は、自分と子供の命を天秤に掛けて、大切な方を選ぶと言われています。
母犬は、自分と胎児の両方が助かるのに充分な栄養を得られなかったために、
胎児吸収というかたちを取ったのだと思います。

これは、手作り食の本のレシピでは、
ドッグフードの栄養バランスを満たせないと言う表れだったと思います。
(特にドッグおじやなどと称して、炭水化物や野菜・植物性タンパク質を推奨している本に対しては、
 実体験から思うに、大変疑問を感じています。)


もちろん哺乳類は、生きていく環境に適応していくので、
いずれは少ない栄養分にも適応し、出産もできるようになるでしょう。

しかしいつまでも、栄養失調の状態のまま放っておいて、
体が順応するのを気長に待っているわけにはいきません。

出産が出来ないと言うことは、種の保存ができないことを意味します。
種の保存が出来ない生物は、本当に健康とは言えませんね。



そこで・・・

お米(玄米)と野菜と煮干し中心の手作り食の本のレシピには、見切りをつけ、
自分で試行錯誤をしながら、下記のようなレシピを与え始めたら、
親犬達は、みるみる力がつき、出産ができるようになりました。

生の馬肉    30%
内臓       20%
お米(五分づき) 20%
ウドン       20%
生野菜      10%

これに、1kg当たり1~2gのヨーグルト、数滴のしそ油とゴマを足していました。

注意点としましては、
手作り食によく書かれているように玄米を与えると、殆どの子が消化できず下痢を起こします。

何ヶ月かかっても、上手く消化吸収できるようにはなりませんでした。
二度炊きしようが、おかゆにしようが、我が家の60頭のうち半数以上は、玄米が苦手でした。
が、白米にしてミネラルを失うのはもったいないので、
我が家では5分搗き米を使いました。

わんこは腸が短く、生野菜を消化するのが苦手です。

大きい生野菜をバリバリ食べても大丈夫な子もいますが、
やはり下痢になる子が多いと思います。

ですから、生野菜はできればミキサーで粉々にした方が良いと思います。


我が家のように60頭もいると、1頭として下痢をさせる訳にはいきませんので、
ミキサーは必需品でした。



もう一つは、手作り食の本に書かれているような、
毎日違ったレシピは与えないことにしていました。

とても美味しそうで、毎日違った栄養が摂れそうで、
見ているだけでも楽しくなって、人間は満足できますが・・・・。

何でも食べてくれる子には良いのですが、
60頭もいると、わがままで好き嫌いをする子が必ず出てきます。

気に入った食事がでるまでは食べようとはせず、私との我慢比べが始まります。

一人一人のわがままには付き合っていられませんので、
毎日同じ上記のレシピのみにしました。


これで、60頭全員が下痢もせず、好き嫌いもせず、栄養面でも満たされ、
仔犬が無事に生まれるようにもなりました。


しかしその後、とても大変なことが起こり始めました。



本当にあの頃は、地獄の中をさまよっているような毎日でした・・・。

                   



             ・・・・・続く


次回も是非読んでいただければ嬉しいです。
カチッと応援して下さればもっと嬉しいです。
宜しくお願い致します。
人気blogランキングへ




ヤラーに関するコメント、引き続き募集してます!
是非ご意見聞かせて下さいね!!
コメントお寄せくださった方に、お好きなヤラーフード2kgプレゼント中です。
関連記事
スポンサーサイト

Category - ドッグフードと犬の健康

2 Comments

神奈川県横浜市松本  

この続きがぜひ読みたい!

はじめまして・・・では実はなくて、そちらで何度かヤラーを注文させていただいた者です。
でも、とある理由で今はヤラーをやめておりますが、常にヤラーのフードコンセプトには惹かれ、センシティブの発売でまた使ってみようかと思っているところです。
また、るしあんさんのブログ、教科書として非常に参考にさせていただいております。
私も多少の繁殖をしており、これまでの経験からフードの見直しを図ろうとして約半年は比較的手作り量の多い半手作り食で犬を育ててきました。
そのきっかけになったのがヤラーとこちらのブログでした。
いまいるその犬は目に見えますからキレイ(健康美というか・・・)にすることはできるのだと思います。でもその次の繁殖の子までキレイにつくりあげなければならない食事。難しいと実感しているこのごろです。

2007/05/19 (Sat) 21:16 | EDIT | REPLY |   

るしあん  

こんにちは!また、きますね。

2008/11/19 (Wed) 14:59 | REPLY |   

Post a comment